情報学専攻 博士2年堀内宏基さん、情報学専攻 修士1年阿部浩之さん、同1年戸田壮駿さん(以上生体情報処理研究室・田中久弥教授)が、日本感性工学会でPresentation Encouragement Awardを受賞しました。
Presentation Encouragement Awardは国際会議ISASEで発表した学生に贈られる奨励賞です。
■堀内宏基さん
研究題目 : Concentration evaluation based on blinks of eyes
堀内さんは現役の高校教員をしながら博士後期課程で研究しています。現場の課題の一つである生徒の学習態度の定量的評価に取り組んでいます。今回は自習時の瞬きの頻度計測による評価指標を研究開発し、今回の受賞に至りました。
このような賞をいただき光栄に思います。ご指導いただいた田中久弥教授を始めとして、社会人博士課程として支えてくださった職場の職員の皆様、実験に協力してくれた高校の生徒のみなさんのおかげです。感謝申し上げます。今後も研究を進め、学校現場を始めとして社会に貢献できるよう邁進してまいります。
■阿部浩之さん
研究題目 : Cognitive Functional Evaluation by Asymmetry of Spontaneous Electroencephalogram During Sustained Attention to Response
阿部さんは高齢者の認知機能を脳波特徴に基づいて推定する研究を行い、今回の受賞に至りました。
この度は奨励賞をいただき、誠に嬉しく思います。ご指導していただきました田中久弥教授、ご協力していただいた共同研究者、実験協力者の皆様に心より御礼申し上げます。今後とも認知症予防・早期発見技術の発展に貢献できるように、より一層尽力してまいります。
■戸田壮駿さん
研究題目 : Extraction of Eye Open/Close State by MediaPipe and its Application to Avatar Expression
戸田さんはメタバースを利用したアバターコミュニケーションに利用する表情(特に瞬き)の光学的検出とCG再現の研究を行い、今回の受賞に至りました。
この度は奨励賞を頂くことができ、光栄に思います。ご指導して頂きました田中久弥教授、ご助言を頂きましたメンターの先輩方と研究室のメンバーの皆様に心より御礼申し上げます。今回の研究と開発した開閉眼の抽出とアバター表現を実装したメタバースシステムを開発し、社会に貢献できるようにより尽力して参ります。
- 生体情報処理研究室