西新宿の新エリアと伝統ある地域を学生が橋渡し

2023/06/09

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5月27日、西新宿五丁目北エリア開発完成に伴って新設された淀橋さくら公園にて「よどばしまちびらきフェスタ」が開催され、本学学生3団体が盛り上げました。

青梅街道と神田川が交わるこのエリアはかつて淀橋と呼ばれ、隣接する地区は地元商店で店主とお客が親しく会話する人情味あふれるまちです。一方の西新宿五丁目北エリアには今年3月に高層マンションが完成。多くの新しい住民を迎え、高層マンション住民と隣接地区の住民が初めて交流する場として「よどばしまちびらきフェスタ」が開催されました。

このエリアの防災再開発には建築学部の野澤研究室(指導教員:野澤康 教授)が長期に関わり、今回は来場者からまちの気になるところやお気に入りのお店を情報提供してもらう場を設けました。情報学部の経営情報システム研究室(指導教員:三木良雄 教授)は、新宿区の商店会活性化事業から西新宿の総鎮守である熊野神社の例大祭を案内し、新しい住民の方々のお祭りへの参加を呼びかけました。アカペラサークル-Σ- はステージで歌を披露し、近隣の小さな子供達も熱心に聞き入ってくれました。

新しいまちと旧来のまちの橋渡しを学生が担うことによって住民同士の絆が強まり、まちの価値そのものが上昇する。そんな未来を描きながら、地域の大学として貢献し続けます。

野澤研究室が「よどばしまちびらきフェスタ」に出展(5/27)