システム数理学科 椎名隆太さんが人狼知能国際大会プロトコル部門にて第2位

2023/09/29

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9月15日に開催された 16th International Natural Language Generation Conference において、第5回人狼知能国際大会の結果が発表され、プロトコル部門でシステム数理学科4年の椎名隆太さん(ヒューマンインタラクション研究室・大和淳司教授)が第2位の成績を収めました。

椎名さんの研究では、従来大きな課題だった人狼陣営の勝率向上のため、膨大な対戦ログから、騙り戦術の有効性を最大化する条件を求めました。これに基づく効果的な騙りカミングアウトを実装することで勝率を大きく向上させることに成功し、合計36万ゲームにおよぶ決勝戦で総合勝率58.2%を達成、決勝を戦った15のエージェントプログラム中第2位となりました。

受賞コメント
卒業論文のテーマとして人狼知能を扱い、その中で大会で好成績を収められたことは非常に嬉しいです。 これからもこの分野の研究を続けて精進していきたいと思います。
第5回人狼知能国際大会プロトコル部門 結果
ACL 計算言語学会HP
※第5回人狼AIコンペティション(INLG 2023 Generation Challenge)について記載されています。
ヒューマンインタラクション研究室