機械工学専攻 縣 豊樹さんが日本機械学会の講演会にて若手優秀講演賞を受賞

2023/10/06

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3月17日にオンラインで開催された日本機械学会 関東支部 第29期総会・講演会において、機械工学専攻修士1年(受賞当時)の縣豊樹さん(知的機械材料研究室、柳迫徹郎准教授)が若手優秀講演賞を受賞しました。

研究題目 : 自己治癒セラミックスにおける治癒部強度評価指標の探索

縣さんの研究では、新規耐熱材料として注目される自己治癒セラミックスにおいて、自己治癒部の強度評価をアコースティックエミッション法を用いて行ったものとなります。アコースティックエミッション法とは材料にき裂などが生じた際に発生する超音波を計測し、材料にどのような損傷が生じているかを推測する方法です。完全に治癒した材料や不完全な治癒状態である材料などから得られるアコースティックエミッションの差異から治癒部強度評価指標の探索を行った研究となります。
本研究の新規性が高く評価され、あわせて発表時の態度に優れ若手研究者として将来が期待されることから受賞となりました。

知的機械材料研究室