9月30日に滋賀県立美術館で開催された「木の家グランプリ2023」にて、建築学専攻修士1年の加藤龍さん(冨永研究室・冨永 祥子教授)、圓谷 桃介さん(伊藤研究室・伊藤博之教授)、建築学部建築デザイン学科4年の東園直樹さん(冨永研究室・冨永 祥子教授)、吉規朝香さん(伊藤研究室・伊藤博之教授)の作品が優秀賞を受賞しました。
研究題目: 段々に継承する風土を創る
今年の大会テーマは「リモートハウス-風景と調和する家-」。
加藤さんたちの提案は、愛媛県宇和島市狩浜町を舞台に、人の生業の変化を許容してきた段々畑の形態を紐解き、住宅に落とし込むことで、生業のみならずライフサイクルの変化も受け止める二世帯住宅でした。
審査員からは「段々畑を再解釈することから新たな環境と住空間を創り、それらの変化が景観として更新し続ける」という点が評価され、このたび優秀賞を受賞しました。
受賞コメント(加藤龍さん)
建築と人々の立ち振る舞いを介して、だんだんとこの土地に馴染んでいくことで、狩浜の歴史や文化を紡ぐ新たな風土を願います。模型を手伝ってくれた後輩の皆さんありがとうございました。-
会場での展示の様子
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集合写真
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模型写真