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新美志織さん(建築学専攻2年)と吉村理子さん(卒業生)による提案が清水建設賞を受賞し、池袋で実践

2023/12/12

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11月25日、清水建設イノベーション拠点「温故創新の森 NOVARE」で開催されたASIBA FINAL PITCH(主催:ASIBA(Architecture Studio for Impact Based Action.))において、新美志織さん(建築学専攻2年)と吉村理子さん(2023年3月建築デザイン学科卒、noiz architects勤務 )による提案「二畳からはじまる。「二畳建築設計事務所」」が、最優秀賞にあたる清水建設賞を受賞しました。

  • 受賞した新美さん(左)と吉村さん(右)
  • ピッチでプレゼンする新美さん
  • 提案を実践した「シャボン玉KIOSK」の様子
  • 提案を実践した「シャボン玉KIOSK」の様子

主催団体であるASIBAは、建築を学ぶ学生による8週間のインキュベーションプログラムです。メンバーがそれぞれのアイデアをもとに社会実装可能な仕組みを構想し、最終審査会となった同日は、10件がそれぞれ5分ずつ発表しました。

新美さんが代表として構想したプロジェクトは、建築空間を所有するハードルを下げることを目的とし、軽トラックの荷台の上に二畳空間を作ります。土地を所有することなく、最小限のコストで提供可能となるため、若い世代の起業初期や、自分のチャレンジを社会で試したい方を対象としています。どこにでも移動でき、各地で試行錯誤を繰り返しやすい形態です。講評会では、「この二畳プロジェクトと、今日提案された別の提案をくっつけては?」と提案されるほど、様々な活用が見込まれるアイデアです。表彰式では、受賞理由として、新美さんらが中間発表で指摘された部分をしっかりクリアし、新規事業を起こしたい方のニーズに寄り添う内容であることが挙げられました。

12月5日には、池袋のグリーン大通りで「シャボン玉KIOSK」を実践。タバコの代わりにシャボン玉で休憩する提案で、東京シャボン玉倶楽部の活動と、新美さんらのアイデアとのかけ合わせです。机上の構想で終わらせること無く実際に運用することで、新たな気付きを得る場となりました。