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電気電子工学専攻 小川広太郎さんが光通信研究会、結晶工学ⅹISYSE合同研究会で受賞

2024/02/06

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電気・電子工学専攻博士後期課程1年の小川広太郎さん(固体物性研究室・尾沼猛儀教授)による研究論文はふたつの研究会で受賞しました。

第45回 光通信研究会 (開催日:2023年8月22日から24日)

研究題目 : ミストCVD法による岩塩構造MgZnO薄膜の結晶成長と室温真空紫外線発光の観測
受賞名 : Best Poster Presentation賞

この賞は、91名の発表者の中から3名の受賞者が学生投票によって選出されました。

第6回 結晶工学ⅹISYSE合同研究会 (開催日:2023年12月13日)

研究題目 : ミストCVD成長した岩塩構造MgZnO薄膜における180nm帯室温発光の実現
受賞名 : 研究発表奨励賞

この賞は、同会議において、結晶工学の発展に貢献しうる優秀な発表を行った筆頭著者に贈られるものです。
小川さんは、波長200nm以下の真空紫外発光材料として期待される岩塩構造酸化マグネシウム亜鉛(Rocksalt strctured MgZnO)のミスト化学気相成長において、結晶成長の際に生じる熱応力を低減する工夫によって発光特性が改善され、室温下で最短187nmの真空紫外発光を観測した内容について報告を行いました。

  • 第6回結晶工学ⅹISYSE合同研究会 研究発表奨励賞の賞状

受賞コメント
この度は名誉ある賞をいただき、大変光栄に存じます。
これまでの研究活動において、貴重なご助言とご指導をいただきました尾沼先生をはじめとする共著者の先生方、実験のご協力をいただきました研究室メンバーの皆様に、心より感謝申し上げます。
光通信研究会では、異分野の方とディスカッションする機会が多くあり、新しい視点で本研究を俯瞰する良い機会となりました。
結晶工学ⅹISYSE合同研究会の発表では、クリティカルな質問や今後の研究方針につながる貴重なご意見をいただき、大変勉強になりました。

 

2023年度応用物理学会結晶工学分科会