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建築学専攻 草野壱成さん、関口雄介さんが日本建築学会大会にて若手優秀発表賞を受賞

2024/02/09

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2023年9月13日に京都にて開催された日本建築学会大会において、建築学専攻2年の草野壱成さん(遠藤新研究室・遠藤 新 教授)が都市計画部門の若手優秀発表賞を、同2年の関口雄介さん(中島裕輔研究室・中島裕輔教授)が、環境工学部門の若手優秀発表賞を受賞しました。

 

草野壱成さん
研究題目:住民参加による親水空間整備に関する実践的研究(その1) 岩手県西和賀町における社会実験の実施プロセスと計画内容

草野さんは、学部の頃から取り組んできた岩手県西和賀町のまちづくりの実践的研究を大学院において発展させ、錦秋湖をのぞむほっとゆだ駅前広場での交流イベント、空き店舗を用いた展示空間のDIYと地元住民によるミニマーケット、まちの資源をマッピングする地図づくり、等をパッケージ化した社会実験を企画・推進してきました。
草野さんの発表は、それらの内容をまちづくりのプロセスとして分析し、今後を展望するものでした。

関口雄介さん
研究題目:空調設備を有する小学校教室における室内環境及び環境調整行動に関する研究(その6)換気設備を持たない教室の夏期の室内環境

関口さんの研究は、感染症対策として小中学校でも窓開け換気が積極的に行われている中で、換気と温熱環境の両立が困難である換気設備を持たない学校において環境学習授業を行い、児童の環調整行動を促し、教室環境の改善効果の検証を実施したものです。
若手優秀発表賞は、30歳未満の若手研究者を対象として、審査対象件数の約1割が選ばれる賞で、2023年度の環境工学部門では、559名の対象者から60名が選出されました。

関口さんの受賞コメント
この度は2023年度日本建築学会大会(近畿)学術講演会にて若手優秀発表賞を賜り、誠にありがとうございます。
研究に関しては、指導教員である中島裕輔先生をはじめ多くの方々にご指導いただきました。また当時卒論生だった小林大輝氏や学校関係者の皆様には多大なご協力を頂きました。この場をお借りして、御礼申し上げます。