3月18日から21日に開催される日本化学会第104春季年会(2024)の中で、シンポジウムのひとつである特別企画「グリーン固体触媒材料の精密設計」において、前野禅准教授(環境化学科)が登壇します。
前野准教授は、本学で推進している「二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスの回収・有効利用のための触媒反応プロセスの研究」について発表します。
日本化学会第104春季年会 シンポジウム 特別企画「グリーン固体触媒材料の精密設計」
開催日時 | 2024年3月20日(木) 9:00~11:40 |
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開催場所 | 日本大学理工学部船橋キャンパス |
主催 | 日本化学会 |
内容 | CO2排出量の削減や資源循環への強い要求から、これらに資する固体触媒材料の開発への期待が以前にも増して高まっている。 一方で、有効利用が期待される天然化合物の有用化合物への効率的かつ選択的な転換、あるいは温和(低環境負荷)な条件下での標的反応の進行は必ずしも容易ではない。 本企画では、従来困難とされてきた反応を実現する固体触媒材料の開発において一線で活躍される講師の先生方をお招きし、固体触媒材料の合成戦略、計算科学やその場観測技術による最新の評価手法、 さらには機械学習による効率的な材料探索についてご講演いただくとともに、今後の無機固体系材料設計の展望を議論する場としたい。 ※前野准教授は、「非定常反応によるCO2・CH4資源化に有効な機能集積型固体触媒」のテーマで登壇します。 |