情報学専攻修士1年の倉島大輔さん(生体情報処理研究室・田中久弥教授)が、日本感性工学会でPresentation Encouragement Awardを受賞しました。
Presentation Encouragement Awardは国際会議ISASEで発表した学生に贈られる奨励賞です。
研究題目:Quantifying Environmental Sensitivity Using Morphing Facial Expression Videos
倉島さんは顔表情の画像処理技術・心理計測技術を組み合わせてパーソナリティの研究をしています。この研究の成果はHSP: Highly Sensitive Personの評価や、精神疾患の検査法に応用できる可能性があります。今回の研究は表情モーフィング刺激と視線計測・心理計測との関係を明らかにしたもので、その発表が評価され受賞に至りました。
受賞コメント
この度はこのような名誉ある賞をいただき、光栄に思います。これも指導教員である田中久弥先生、メンターの先輩と研究室のメンバーの皆様のご指導ご助言のおかげです。心より御礼申し上げます。今後もこの賞を糧に研究を進め、人々の感受性を定量化できるシステムを開発し社会貢献できるよう日々一意専心していきます。