工学院大学建築学部は2024年3月14日(木)に「2023年度ISDCプログラム最終報告会」を開催しました。
株式会社セブン&アイ・クリエイトリンク及び、株式会社フジタの経営幹部や実務責任者等の皆さまにご来校いただき、新宿キャンパスで実施しました。
今年度は学内応募から選ばれた11名(株式会社セブン&アイ・クリエイトリンク5名、株式会社フジタ6名)が自身の研究成果について発表しました。
各業界でご活躍されている企業の方々に、これまでの学びと研究のすべてを提案してみようという先生方からの励ましの下、学生一人一人が時間の許す限り、渾身の発表を行いました。
各学生の発表は、11月の中間報告会でのフィードバックを受けて、実地調査を重ねたり、実験を繰り返したりした成果が現れた非常に完成度の高いものでした。
プレゼンテーションだけではなく、模型や展示用パネル、手持ち用の参考資料などを活用し、質疑応答の時間も時間が足りなくなるほどの深い内容でした。
実際に行ったことのある場所、アルバイトなどで働いたことのある施設、実生活で利用している、趣味や好きなものなど、自分の身近にあることと学問を結び付けた研究テーマが多く、学生ならではの「新しい視点」や「自由な発想」に各企業の皆さまからは「大変興味深い。」「刺激を頂いた。」と「現場に持ち帰りたい。」といった講評を頂きました。
受賞作品の選考においては、すべての研究において、研究内容の深さとプレゼンテーションの素晴らしさに、企業の方も大いに悩まれ、僅差での受賞となったとおっしゃっていました。
また、中間発表時からは想定できないほどの完成度の高い研究となっており、学生たちのこれまでの学びを称えて下さいました。
審査結果
株式会社セブン&アイ・クリエイトリンク
- 最優秀賞 塩田 結(建築デザイン学科4年) 「ライフスタイルに応じたサービスと商品を提供する宿泊型商業施設」
- 優秀賞 朝田 岳久(大学院工学研究科 建築学専攻 修士2年)
「GATHED FABRIC STRUCTURE -服飾技法による布を用いた構造体の研究-」
- 学年等は受賞時の情報です。
株式会社フジタ
- 最優秀賞 今村 大(大学院工学研究科 建築学専攻 修士2年)
「民家における生産空間を対象とした機能と建築形態の関係性について」 - 優秀賞 市原 禅一郎(建築学科4年) 「コールドジョイントの発生角度が力学特性に及ぼす影響」
- 学年等は受賞時の情報です。
- ※本文中の企業名は開催時間順に記載しております。
【株式会社セブン&アイ・クリエイトリンク 最終報告会の様子】
【株式会社フジタ 最終報告会の様子】
ISDCプログラムに関するお問合せ | グローバル事業部事業推進課 E-mail:jigyo[at]sc.kogakuin.ac.jp |
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