鈴木敏彦研究室(建築学部 建築デザイン学科)は、メッツァの夏至祭2024で、北欧の夏至祭をテーマとする作品展示とワークショップ(主催:日本フィンランドデザイン協会、メッツァビレッジ)※を実施しました。
本プロジェクトでは、フィンランドから建築家のヤーッコ・トルヴィネン氏を招聘し、鈴木研究室と共同で、埼玉県原産の材木である西川材を用いたワークショップを実施しました。トルヴィネン氏は、ヘルシンキのリトルフィンランディアの原木の柱からインスピレーションを得て、北斗七星の形状の「原木のバーカウンター」、三つ脚の「原木のスツール」や「原木のキャンドルベース」を制作しました。
デザイン案は、トルヴィネン氏とのオンラインミーティングを経て決定され、株式会社フォレスト西川の材料提供および部材加工の協力のもと、来日したトルヴィネン氏と共に組み立て、6月15日のコッコ点火式でお披露目されました。鈴木研究室のメンバーは総出で原木を磨き、北欧各国の旗をパッチワークでアートピースとして制作しました。
鈴木敏彦教授は、日本フィンランドデザイン協会の理事として、本プロジェクトを執り仕切りました。
※スカンジナビアニッポンササカワ財団助成2024(助成番号 GA24-JPN-0078)※メッツァ株式会社と工学院大学との共同研究
ヤーッコ・トルヴィネン
アルヴァル・アールト設計のフィンランディアホールが大規模修繕で閉鎖される期間に隣接地に仮設で建設された Pikku-Finlandia (ピック・フィンランディア)の設計者。Pikku-Finlandiaは間伐材の利用、移設再利用可能などのテーマを設定したアールト大学の学生コンペで優勝し実施された建築。現在は、建築家として活動するほか、アールト大学Wood Program講師でもある。
https://www.jaakkotorvinen.com
アルヴァル・アールト設計のフィンランディアホールが大規模修繕で閉鎖される期間に隣接地に仮設で建設された Pikku-Finlandia (ピック・フィンランディア)の設計者。Pikku-Finlandiaは間伐材の利用、移設再利用可能などのテーマを設定したアールト大学の学生コンペで優勝し実施された建築。現在は、建築家として活動するほか、アールト大学Wood Program講師でもある。
https://www.jaakkotorvinen.com