建築再生に関する本学技術、学生の熱意にも導かれ、展示会人気投票で8位に

2024/06/25

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建築再生展2024が6月12日~14日に東京ビッグサイトで開催され、本学から16テーマを出展しました。

マンションの改修に関する技術やまちづくりを始め、情報学・化学・電気電子工学の視点から考えられた建築部材や空間・地域運営に役立つ技術を公開しました。6月14日には、久田嘉章教授(まちづくり学科)による複合災害対応に関する講演が開催され、能登半島地震やこれまでの災害の事例をもとに備えを促しました。

学生にとっては、自身が関わる研究を社会に紹介するまたとない機会です。事前準備として研究室内で互いに研究内容を説明し合い、理解を深めました。当日の午前中は、様々な分野・業種の来場者からの想定外の質問に四苦八苦する場面も見られましたが、徐々に対応のコツをつかみました。そして、社会のニーズや自身の研究が社会に役立つ可能性を認識すると、午後には自信を持って、積極的に来場者に声をかける姿が見られました。結果、21世紀の社会を支える若さ溢れる雰囲気の中、60社以上の企業と名刺交換を行い、幅広い交流が実現しました。

展示会主催者は、毎年来場者にアンケートを取り、その結果を「来場者アンケートによる人気ブースランキング」として公表しています。速報によると、有名企業が名を連ねるなか、本学は8位(大学に限ると第1位)と発表されました。

今後も本学は産業界のニーズに応え、本学における研究成果・技術の社会実装、21世紀を支えるリーダーとなれる人材を育成していきます。

建築再生展2024 公式サイト(速報発表)