関志朗准教授(環境化学科)が所属する科学技術振興機構のプロジェクトチームが、ナトリウムイオン電池の性能向上のために研究を進めています。
現在広く使用されているリチウム電池は、希少金属であるリチウムを使用しており、その供給の不安定さと価格変動が問題となっています。
これに対し、ナトリウムイオン電池は豊富なナトリウムと安価なアルミを使用することで製造コストを削減できますが、エネルギー密度が劣る点が課題でした。
この問題を解決するため、関准教授は新たに開発した電解液を用いて、ナトリウムイオン電池の電圧を引き上げることに成功しました。この研究成果は6月18日付の日本経済新聞に掲載されました。
日本経済新聞(6月18日付)
・安価なナトリウム電池 容量5割増、リチウム並みへ
- 日本経済新聞(6月18日朝刊19面)
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