顔の美容評価用画像を撮影するスマホアプリを開発

2024/07/10

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橋本航瑠さん(2023年度機械工学専攻修士課程修了、指導教員:金田祥平准教授)を筆頭著者とする顔の大きさと向きを揃えて撮影できるスマホアプリの論文が、Skin Research and Technology誌に掲載されました。

  • マネキン頭部を使ってのアプリの動作確認。顔の大きさと向きが初回撮影時と一致 (図e)すると顔画像が自動撮影される。

Skin Research and Technology誌(https://onlinelibrary.wiley.com/journal/16000846 )は、皮膚関連研究で生物物理学的手法、イメージング、皮膚薬理学およびそれらが皮膚科、形成外科、美容・薬学でどのように使用されているかを取り扱う臨床指向の学術雑誌です。

論文では、顔パーツ検出AI技術を利用して毎回同じ大きさと向きの美容評価用顔画像を撮影することができるスマホアプリとアプリにより取得した顔画像により肌の質の変化(今回は擬似的な顔シミの色)の変化を捉えることができることを報告しています。

論文タイトル A Smartphone Application for Personalized Facial Aesthetic Monitoring
著者 Wataru Hashimoto, Shohei Kaneda
掲載URL https://doi.org/10.1111/srt.13824
大学院工学研究科 金田研究室