「DX実践ラボ」にMATLAB Parallel Serverを導入

2024/09/09

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工学院大学では、2014年より科学技術ソフトウェア「MATLAB」の包括ライセンス(Campus-Wide License)を導入しています。このたび、文部科学省の大学・高専機能強化支援事業に採択された「DX実践ラボ」において、MATLABおよびMATLAB Parallel Serverを導入しました。

MATLAB Parallel Serverは、MathWorks社が提供するソフトウェアで、複数のコンピューターやコアを活用して、MATLABのプログラムやSimulinkシミュレーションを大規模な並列計算環境で実行するためのプラットフォームです。これにより、DX実践ラボの強力な計算資源を最大限に活用し、シミュレーションや解析の大規模スケールアウトが可能となります。また、最新のGPUを使用することで、AI教育や研究をさらに推進し、複雑な実世界の問題に対する高速かつ大規模なシミュレーションが可能となり、実践的な課題解決への貢献が期待されています。

 
CPUとGPUの処理速度比較

9月2日には、MATLAB Parallel Serverの利用者向け講習会が開催され、教員4名、学生8名の計12名が参加しました。
今後、情報学専攻ではMATLAB Parallel Serverを積極的に活用し、デジタル分野で求められる最新DX技術の実践スキルを身に付けた人材育成に取り組んでまいります。

情報学専攻
Mathworks Japan HP