おおた研究・開発フェアが10月10日~11日に羽田イノベーションシティで開催され、小川雅 准教授の技術を公開しました。
研究成果を広く社会で活用いただくことを目的に、工学院大学は、各地での展示会に例年出展し、様々な本学発技術を紹介しています。
おおた研究・開発フェアは、北海道、東北、関西、四国、九州の企業と大学などが集まるマッチングイベントです。町工場が多い地域であるためか、他の展示会よりも実務的な質問が毎年寄せられています。
本学は小川准教授の研究内容を紹介しました。教育の一環として、この展示会でも研究室所属学生3名が技術を説明しました。初日は実践的な質問に苦戦しつつ、機器製造現場の技術者や主催者、近隣の産学公連携関係団体から期待されていることに誇りと責任を強く感じました。2日目には、「あのブースの技術を組み込めば、この研究で今は対応できていない素材にも適用できるのでは?」などメンバー間で意見交換し、他社ブースから学びを得ました。
小川研究室は、今年度は対面型のイベントに2回出展し、学生5名が交代して参加しました。説明経験を通じて、学生達はコミュニケーション能力を伸ばし、研究を加速させる視点を確実に養っており、出展による成果が出始めています。