学生の新しいチャレンジを支援する「工学院大学学生チャレンジ活動奨励金」の2024年度中間報告会が、10月23日(水)に実施されました。
中間報告会では、はじめに今村保忠学長から、学生たちに激励の言葉が贈られました。続いて第1期募集で採択された2企画の代表より、活動成果に関する発表がありました。
「工学院ハッカソン」の発表では、これまでに開催した2回の大会の活動実績や、最優秀賞を獲得した作品の紹介がありました。「ハッカソンの魅力を50人以上に伝える」という目標のもと、公式HPやチラシの作成に試行錯誤し、広報活動にも力を入れた結果、回を追うごとに大会の参加人数が増加したと語っていました。これまでの活動を振り返り、代表の永江恵尚さん(情報デザイン学科3年)は、「新しいことを始める難しさを知り、成長できました」と話しました。
「リサーチプロジェクト」の発表では、10月に学内で行われた展示会「都市と建築を巡る60年」の開催に至った経緯や、その実施結果についての紹介がありました。展示会には、工学院大学建築学部に関心を持つ多くの学内外の方々が訪れ、様々な交流が実現しただけでなく、今回の研究成果が旧島根県立博物館での展示やギャラリートークの開催に繋がったとの報告がありました。代表の高橋俊樹さん(建築学専攻1年)は、「展示会を通じて学外の学生との共同プロジェクトの可能性が見えてきたことや、訪れた方との交流を通じて展示内容を深めるための改善点が得られました」と話しました。
各企画の発表に対し、先生方から質問や助言がありました。最後に全体のまとめとして、蒲池みゆき副学長より「今回いただいたアドバイスを活かして、最終報告まで頑張ってほしい」との講評がありました。
中間発表会でのフィードバックを基に、各企画は最終報告会に向けて活動を進めていきます。
~工学院大学学生チャレンジ活動奨励金とは~
本学学生の新たなチャレンジ、現在の課外活動の枠組みを超えるチャレンジなどを対象とし、既存団体、新規団体を問わず応募可能な制度で、
・多くの学生に刺激を与える
・学内外にアピールできる
・学生生活を豊かにする
・その成果や頑張りが大学全体にフィードバックできる
といったような活動に対して支援するものです。