さくらサイエンスプログラムの交流がナミビアの新聞に掲載されました

2024/10/29

  シェアするTwitterでシェアFacebookでシェアLINEでシェア

2024年8月30日~9月7日に、科学技術振興機構(JST)『国際青少年サイエンス交流事業さくらサイエンスプログラム』(https://ssp.jst.go.jp/)により、シンガポール国立大学より大学院生4名、ナミビア大学より大学院生2名と教員1名、合計7名を招へいしました。本プログラムは、工学院大学とシンガポール国立大学、ナミビア大学と交流のある先進工学部応用物理学科の永井 裕己准教授がプログラム全体のデザインやコーディネーションを担当し,電気電子工学専攻の修士の学生や応用物理学科の学部生とも交流しました。

人口が増加しているアフリカでは人口増加に伴い、エネルギー需要が大幅に増加すると予測されています。アフリカにおいて、今後、設備を増やす直接的な支援が重要な一方で、設備の支援のみではアフリカが抱える課題の根本的な解決にはならず、将来に向けて,アフリカに先進的なエネルギー材料・デバイスに関する教育研究者の育成が喫緊の課題となっています。
本プログラムでは、『アフリカ大陸におけるエネルギー課題解決に向けた国際共同研究プログラム』をテーマに、エネルギー材料形成に関する実験や研究室訪問、工学院大学生との交流や、SPACC国際シンポジウム(http://spacc.gr.jp/)にて発表を行うことを通じて、研究ネットワークの構築や、工学院大学とシンガポール国立大学、ナミビア大学との国際共同研究の活性化を図りました。

本プログラムにより、当該研究分野ににおける工学院大学とシンガポール国立大学、ナミビア大学の協力体制をより強固なものにすることができました。また、本交流の様子は、ナミビアの新聞にも掲載されました。

今後も活発な共同研究や人材交流を展開し、相互の発展を促す絶好の機会となりました。

国立研究開発法人科学術振興機構(JST) さくらサイエンスプログラム 公式サイト
SPACC ( 先端錯体工学研究会) 国際シンポジウム