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戸村英子准教授(まちづくり学科)が「アートウィーク東京」でAWT BARの設計を担当

2024/11/28

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戸村英子准教授(まちづくり学科)は、11月7日から10日まで開催された「アートウィーク東京 2024」(主催:一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム)において、「AWT BAR」の設計を担当しました。

「アートウィーク東京」は、文化庁の協力のもと、スイスで開催される国際的なアートフェア「アートバーゼル」と提携し、2022年から毎年開催しているアートイベントです。今年は森美術館や国立新美術館といった美術館のほか、都内53のアートスペースが参加しました。
戸村准教授はランドスケープアーキテクトとして、南青山の複合ビルに期間限定でオープンした「AWT BAR」の設計を手がけ、人々が自由に居場所を作り、会話を楽しむことができる空間をデザインしました。

戸村英子 准教授 コメント
街には建築や機能の集合体によって埋もれてしまったランドスケープが存在しています。本当はそこにあったであろう、景色の一部となっていたものを、機能として使ってみる。
動植物にとっては穴が寝床で、くぼ地が水飲み場で、丘がテーブルであるように、ランドスケープが機能になる。そしてその機能が景色の一部になる。丘が椅子になり、くぼ地が部屋になるはずです。どこまで景色になれるのか、どこまで機能を排除しながら、バーとしての役割を果たせるのか。
変えられない機能の建築や部屋を景色で覆うことで、ランドスケープが街や建築を覆っていくことも可能かもしれません。BARという人が集まり、会話を楽しむ場所の計画に内や外という概念を無くし、今までとは違う、新しい形でお酒や会話を楽しんでもらえたらと思いました。

アートウィーク東京 ホームページ
※戸村英子准教授のインタビューが掲載されています。