2月4日(火)、スーパーサイエンスハイスクール指定校である東京学芸大学附属高等学校と連携し、DX実践ラボでワークショップを開催しました。
本ワークショップは、ICTを活用した探究的な学びにより、高校生が新しい知識・技能・視点を持つことを目指しています。当日は「実社会のデータを活用したDX探究と問題解決」をテーマに、情報学部の三木良雄教授が講師を務めました。生徒たちは、実際の洋菓子店の店舗POSデータを用いて分析を行い、顧客特性や購買傾向を分析し、データに基づく意思決定の考え方を学びました。また、グループごとの発表を通じて、本学教員や大学院生とディスカッションを重ね、データ分析の意義と可能性を深く理解する機会となりました。
本学のDX実践ラボは、文部科学省の大学・高専機能強化支援事業の一環として2024年に新設されたデジタル教育研究施設です。高性能GPU「RTX 4080 SUPER」を搭載したデータサイエンス対応PC37台、ならびに「H100」を4基搭載したサーバを導入し、大規模データの解析や高度な計算処理が可能な環境を備えています。今回のワークショップでもこの最新設備を活用し、実践的なデータ分析を行いました。
今後も高等学校との連携を強化し、データサイエンスを活用した探究的な学びの機会を継続的に提供してまいります。