3月6日に開催された「サンゲツデザインアワード2024」の最終審査において、建築学専攻修士2年の北村さくらさん (樫原研究室・樫原徹教授 所属)の作品が優秀賞(2位)を受賞しました。
作品名:「うみのカケラ」
「サンゲツデザインアワード」は2017年に建材メーカーによって設立された壁面のデザインを募集するコンペティションです。今年度も500件以上のエントリーがあり、その中から北村さんの作品が2位に相当する優秀賞に選ばれました。
受賞コメント
この度、サンゲツデザインアワード2024にて、528作品の中から優秀賞という大変光栄な賞を頂きました。今回は「Joy of Design」というテーマにおいて、撫でると色が変化する壁のデザインを行い評価していただきました。デジタル社会が進む中、直感的な手触りや手づくりの感覚というものは残していかなくてはならないと強く思っております。アナログな動きだからこそ滲み出る唯一無二の表情や、アナログならではの不完全さや脆さ、有限さは人間にとって非常に重要なことだと思い、その感覚を忘れずに生きて欲しいという思いで制作しました。作品は商品化を予定しております。いつか多くの人々に触れてもらいたいと願っています。