コンピュータ科学科2年の小澤 在人さん、森永 太羅さん、情報科学科1年の島田 憲人さんのチームが、ICPC国内予選を突破し、アジア地区横浜大会への出場権を獲得しました。
ICPCは、全世界で3万人以上が参加する国際大学対抗プログラミングコンテストです。同じ大学に所属する学生3人でチームを組み、協力してプログラミングと問題解決の能力を競い合います。
今回のチーム結成は、学内のプログラミングサークル「KogCoder」での活動がきっかけです。昨年もICPCに挑戦した小澤さんが、プログラミングの全工程を担当。森永さん、島田さんが紙でのテストケース作成などの作業を分担しました。
7月4日に開催された国内予選では、プログラミングの専門知識に加えて、文字列や数の性質、立体や模様の法則、スケジュールや配置の最適化など、日常や論理に潜むひらめきと、計算力が問われる多彩な問題が出題されました。
予選当日は、情報学部研究室の協力のもとプリンターやモニターなどの設備を整え、リハーサルで役割分担を確認して本番に臨みました。競技中には、ミスに気が付かず困難に直面する場面がありましたが、森永さんと島田さんが作成したテストケースによって終盤に修正に成功し、予選突破につながりました。
小澤さんらのチームは、国内予選で355チームの中から、上位50チームに選抜され、12月6日から7日に開催されるアジア地区横浜大会に出場を決めました。
アジア地区横浜大会に向けて学生たちは、「上位入賞を目標に頑張りたい」(小澤さん)、「プログラミング初心者として参加しましたが、少しでも戦力となれるよう冬までに実力をつけたい」(島田さん)、「二人をサポートし、少しでも良い結果を残したい」(森永さん)と、それぞれの意気込みを語りました。