工学院大学VRプロジェクトが大阪・関西万博に参加

2025/09/08

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工学院大学VRプロジェクトは、7月18日(金)、および7月28日(月)から8月3日(日)にかけて、大阪夢洲で開催されている「2025年日本国際博覧会(通称:大阪・関西万博)」に参加しました。

大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、人類共通の課題解決に向けて世界の英知を結集し、未来社会の共創を目指す国際博覧会です。
工学院大学VRプロジェクトは、会期中に2回にわたり展示を行いました。

7月18日(金)の参加では、「TEAM EXPOパビリオン」にて、メタバース教育研究所および株式会社コングレと共に、「メタバース・サイエンスハブ ~世界をつなぐ SDGs 学習空間~」を開発し、展示を行いました。
この取り組みの中で、VRプロジェクトは、メタバースの特性を活かして東京・大阪の街並みを再現し、日本の魅力を体感できるコンテンツ「空中散歩」の制作を担当。当日は約100名の来場者が訪れ、コンテンツを体験しました。また、同パビリオン内のステージでは、本プロジェクトに関するプレゼンテーションも実施。VRプロジェクトの活動紹介に加え、メタバースの実用性について発表しました。プレゼンテーション後には、来場者から「メタバースが実用化された後の未来について」や「教育におけるメタバース活用」などの質問が寄せられ、活発な交流が生まれました。

  • 展示のようす

  • 体験中のようす

  • ステージ発表のようす

7月28日(月)から8月3日(日)の参加では、けいはんな学研都市連携・共同活動パートナーとして、「けいはんな万博2025」の一部を体感できるポスト万博シティ「けいはんな」にて展示を行いました。
本展示が実施された「関西パビリオン」は、予約が必須となる人気パビリオンです。VRプロジェクトは、京都ブースにて、けいはんな学研都市エリアの街並みを再現した「空中散歩」と、けいはんなプラザホテルを舞台とした防災啓発を目的とするVRコンテンツ「けいはんな防災VR動画」を公開しました。 VRプロジェクトのブースには、1日あたり約400人が来場しました。学生たちは、メタバースやVRといった専門分野に関して初めて触れる方にも分かりやすく伝わるよう、丁寧に対応していました。また、海外からの来場者に対しては、英語での案内にも挑戦していました。 体験者の中には、けいはんな地域にお住まいの方もおり、「街並みがよく再現されている」との声もいただくなど、実際に暮らしている方からも再現度の高さに評価をいただきました。

  • 展示のようす

  • 体験中のようす

  • 5日間にわたる展示をやり遂げました

工学院大学VRプロジェクト 代表 竹島光一さん(情報学部 情報デザイン学科3年) コメント
大阪・関西万博という特別な舞台で展示を行うことができ、大変貴重な経験となりました。 1年半にもわたる準備期間では、プロジェクトの立ち上げから展示に至るまで、初めて経験することや対応すべき課題が多く、試行錯誤の連続でしたが、チーム全員の協力のおかげで最後までやり遂げることができました。 また、その過程で万博の運営に携わる方々や関係企業の皆さまから多くのことを学び、大規模なプロジェクトを進行する上で必要な視点や姿勢を身につけることができました。 展示会場では、国籍や世代を超えて多くの方々と交流することができ、私たちのVRプロジェクトに温かい言葉をいただけたことは大きな励みとなりました。