工学院大学は、大学発スタートアップを育てるプラットフォームである「GTIE」と「IJIE」に2025年夏に加盟しました。これにより、本学教員・学生への起業支援が強化されます。
Greater Tokyo Innovation Ecosystem(GTIE:ジータイ)は、世界を変える大学発スタートアップを育てるプラットフォームです。首都圏を中心にした大学と地方公共団体、VC、CVC、アクセラレーター、民間企業などが結集し、Greater Tokyo(東京圏)におけるスタートアップ・エコシステム形成の実現に向けて、取り組んでいます。
実施体制は、主幹機関(東京大学、東京科学大学、早稲田大学)、スタートアップ創出共同機関、協力機関から成り、この度、工学院大学は協力機関として加盟しました。
IJIE(アイジー)は、甲信・北関東の7大学と地方自治体、地方銀行等との連携により、地方型スタートアップ創出・成長加速エコシステムの共創を実現するプラットフォームです。スタートアップと地域産業との融合・連携により新たな付加価値と雇用を創出し、同地域の活性化と経済発展に貢献することを目指しています。本学は、IJIEでも協力機関として加盟しました。
本学が定めるビジョンは「社会・産業と最先端の学問を幅広くつなぐ『工』の精神の発信とグローバル展開」です。その精神は創立以来連綿と受け継がれ、企業様との共同研究・技術指導・受託研究として定着しています。上記2団体への加盟により、社会と学問とをつなぐルートとして“起業”が追加され、起業をめざす教員・学生を支える体制が広がりました。