建築学部建築デザイン学科の鈴木敏彦教授は、株式会社 ATELIER OPA と共同開発した「CLTトレーラー」で、シカゴ・グッド・デザイン賞(Chicago Good Design Awards)のトランスポーテーション部門を受賞しました。授賞式は2026年3月20日にアテネで開催されます。
CLTトレーラーは、1972年に黒川紀章氏が東京・銀座に設計し、2022年に解体された「中銀カプセルタワービル」のカプセルをもとにリ・デザインしたトレーラーハウスです。メタボリズムの思想を受け継ぎ、CLT(直交集成板)を用いて木造トレーラーとして移り変わる時代のニーズに適応させ、これからのカプセル建築の在り方を再定義しました。CLTは断熱性・耐火性に優れ、日本産スギ材を使用したことで環境負荷の低減にも寄与しています。
内装には、回転式の丸窓やデスク、ベッド、Wi-Fi スピーカー、チューナーレステレビなどを備え、現代のライフスタイルに対応した快適な空間を実現しています。ノマドワークやグランピングなど、多様な用途での活用が期待されます。
シカゴ・グッド・デザイン賞について
1950年に創設された、シカゴ・アテナイオン博物館が主催する国際的なデザイン賞で、Red Dot(レッドドット・デザイン賞)、iFデザイン賞(iF DESIGN AWARD)と並び世界的に権威ある賞として知られています。2025年は55か国から応募がありました。



