2025年11月17日から18日に開催された「実用表面分析講演会(PSA-25)(主催:一般社団法人 表面分析研究会)」において、電気・電子工学専攻博士後期課程2年の吉田健さん(物質計測制御研究室・坂本哲夫教授)が、福島第一原発の廃炉工程に重要な役割を果たす分析装置の開発について発表し、参加者からの投票により、Powell賞(1位)を受賞しました。
研究題目:FIB-TOF-SIMSを用いた福島第一原子力発電所採取試料の分析
本分析装置は、坂本教授の物質計測制御研究室が中心となり、名古屋大学、日本原子力研究開発機構(JAEA)、東京電力HDがチームを組み開発を進めてきたもので、既にJAEAの研究所に同機が導入され、試料の分析が進められています。
受賞コメント
福島第一原子力発電所(1F)の廃止措置では、燃料デブリの詳細な情報取得が重要です。本研究では、坂本先生が開発されたFIB-TOF-SIMS装置を1F採取試料の分析に適用し、その有用性を確認しました。本成果を高く評価いただき、大変光栄に存じます。坂本先生をはじめ、研究にご協力いただいた皆様に深く感謝申し上げます。今後も表面分析分野の発展に寄与できるよう努めてまいります。


