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藤木隆明教授(建築デザイン学科)の作品がイタリアのデザイン賞で[金賞]を受賞しました

2016/05/17

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藤木隆明教授(建築デザイン学科)の設計した《現代美術館の家》が、イタリアのデザイン賞「A' Design Award & Comptetiton 2015-2016」の建築部門において[金賞]を受賞しました。

《現代美術館の家》は、「美術館のような住宅を建てたい。」という、絵画鑑賞と絵を描く事が趣味の建築主のための住宅です。それぞれの空間に飾られた所蔵作品を見て行くと、まるで美術館の展示室のように住宅を一筆書きで巡ることができます。
多雪地に建っているため、風の影響によって雪が積もりにくいとされている平らな屋根を採用するとともに、夏のことも考えて自然通風を促進するための工夫を施しています。

授賞式は、2016年6月8日(水)に、保養地で有名なイタリア・コモ湖のほとりにあるVilla Olmoにて行われる予定です。

受賞コメント
以前にも、藤木研究室で学生たちとともに制作した作品《人工地形》で、同じA' Design Awardの[プラチナ賞]を受賞しましたので、今回で2度目の受賞となりますが、国際的な賞で評価を受けたことはとても嬉しく、今後の励みにしたいと思います。
  • 「現代美術館の家」 Photo by 上田宏
A’ Design Award & Competition
イタリア国内外を問わず、優れたデザインを顕彰する目的で2010年に創設された国際的な賞で、空間デザイン(建築、インテリア、都市デザイン、ランドスケープ)、インダストリアル・デザイン(プロダクト、家具、照明等)、コミュニケーション・デザイン(グラフィック、マーケティング等)、ファッション・デザイン(衣服、アクセサリー等)、システム・デザイン、アートなど、幅広い様々なカテゴリーごとに賞が与えられるものです。デザイナー、学識経験者、経済評論家、雑誌編集者などで構成された30名の審査員が、デザイン、機能、プレゼンテーション、イノベーション、テクノロジー、市場価値といった様々な審査基準に基づいて採点し、その総合得点によって各賞が決定されます。
入賞結果
《現代美術館の家》について
藤木研究室
建築デザイン学科
建築学部
建築学部の活動・実績