電気システム工学科の学生が一般社団法人日電気学会東京支部主催第10回「学生研究発表会」で優秀発表賞を受賞
2019/09/28
「窒素、炭素イオンビーム照射によるβC3N4形成への挑戦」と題する研究内容は、理論的な存在が予想されているものの、物理的な特性が得られていない窒化炭素をイオンビームを使って合成しようとするものです。アルミニウムへの窒素、炭素イオンビーム照射によって摩擦係数にその違いがあることを示しました。
この発表会は、「学会本格デビューに向けた修士1年生や学部4年生のための発表会」という位置づけです。自身の研究内容を理解し、これまでの研究成果を基に研究目的や社会への貢献度を分かりやすく説明することが問われます。当日は、10会場で150件の発表がありました。
新しい研究テーマでしたが、多くの文献を調べるなど準備しました。実験は難しいものでしたが、予想した実験結果が得られました。発表が評価され非常に光栄です。さらに次のステップへ向け邁進していきたいと思います。