電気電子工学科

電気電子工学科の特徴
エネルギーとエレクトロニクス、システムで人の生活を支える
電気電子工学科では、「エネルギー」「エレクトロニクス」「システム」の領域で活躍できる技術者・研究者の育成をめざしています。本学科が対象とする分野は電力、通信、交通、航空、宇宙、環境、医療、安心・安全など多岐にわたり、そこで活躍するには電磁気、回路、電子物性、システムなどの知識が必要です。物理、数学の基礎学力を有し、何事にも積極的に取り組める、地球と人にやさしい心を持つ学生の入学を期待します。
※2017年4月電気システム工学科より名称変更
※2017年4月電気システム工学科より名称変更
電気電子工学科の学びを通して
- エネルギーを運び、くらしに役立つ電気電子について包括的に学ぶ
- あらゆる業界で求められる電気電子技術者を育てるカリキュラム
- 地球と人にやさしい心を持ち持続可能型高度情報化社会の実現につながる学修・研究を行う
4年後、こんなあなたに成長できる
- 電気技術にエレクトロニクス分野を融合できるため、産業界が待ち望むエンジニアになれる
- 電気主任技術者や電気通信主任技術者、電気工事士など一生役立つ国家資格が取得可能
- 社会の変化に対応できる、常識にとらわれない発想や新しいものづくりへの姿勢が持てる
- 八王子キャンパス(1・2年次) 新宿キャンパス(3・4年次) ※4年次は所属する研究室によってキャンパスが異なります。
- 入学定員:120名
2024年度カリキュラム
1~2年次:電気電子のしくみに関心を持ち実験から能動的に学ぶ
1年次には、電気電子の魅力を体験的に学ぶ導入教育「PBL(ProjectBasedLearning)」で専門知識の基礎を固めます。2年次からは理論と実験を同時に学び進め、結果が一致することを確認。コンピュータを使いこなす能力も養います。

3年次:持続可能型高度情報化社会を支える電気電子工学の専門領域を学ぶ
エネルギーの発生から輸送にいたるしくみや、半導体や電子回路などエレクトロニクスの機能について学びます。さらにそれをシステムとして運用し、通信や交通、医療など広範な分野で便利な機能として実現していく技術を身につけます。

4年次:研究室に配属され実践の場として卒業研究に集中する
研究室の独自のテーマで取り組む卒業研究。企業の技術者と共同で技術開発を行う産学連携や異分野融合をめざした医工連携など、実践的な研究課題が用意されています。研究を通して、論理的な思考力を育み、技術的問題を発見し、解決する能力を磨きます。
電気電子工学科の研究室
4年間の集大成となる卒業研究では学科のいずれかの研究室に所属し、学生自身が選んだ研究テーマに取り組みます。誰も見たことのない未来へ続く知の冒険へ、あなたも一緒にチャレンジしましょう。
-
電気電子機能材料研究室
指導教員:鷹野 一朗 教授
脱炭素時代にも活躍する、たった0.001ミリの薄い膜 -
電気安全研究室
指導教員:市川 紀充 准教授
エジソンから始まった「電気」を安全・安心をめざしてさらに改良 -
電気鉄道システム研究室
指導教員:高木 亮 教授
理想の交通システムを研究し、時代が求める理想の技術者になる -
応用電子計測研究室
指導教員:山﨑 貞郎 准教授
手の届かない環境下でも計測できる技術を創り出す -
生体生命情報研究室
指導教員:福岡 豊 教授
生体情報を読み解き超高齢化社会を支える -
制御システム研究室
指導教員:黄 慶九 准教授
高性能高効率の制御で生産効率向上、環境保全に貢献する -
ナノビーム計測情報研究室
指導教員:於保 英作 教授
100 万分の1ミリの世界までハッキリ見える、しっかりわかる -
電力システム研究室
指導教員:野呂 康宏 教授
太陽光・風力発電と共存する大規模電力システムの研究 -
自動運転制御研究室
指導教員:向井 正和 教授
システム制御の研究でスマートな社会の実現をめざす -
AI・メディア信号処理研究室
指導教員:斎藤 秀俊 教授
溢れるほどの情報を瞬時に伝え、加工し、保存する -
高機能デバイス研究室
指導教員:相川 慎也 教授
材料の機能性を生かした薄・軽・柔・透明デバイスの開発 -
電磁アクチュエータシステム研究室
平山 斉 准教授
持続可能な開発を支える新しいリニアモータの創成