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10月1日に新宿キャンパスで「ジェロンテクノロジー ワークショップ~自立支援の基盤技術~」を開催

2019/10/04

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10月1日(火)に、新宿キャンパスで「ジェロンテクノロジー ワークショップ~自立支援の基盤技術~」を開催しました。工学院大学は、「共生工学:ジェロンテクノロジー」をキーワードに、学部・学科横断型の教育・研究を開始し、異分野を含む多様な専門家と連携して、さまざまな課題に挑戦できる能力を持つ人材の育成と研究開発を目指しています。今回のイベントはその一貫として開催され、本学学生・教職員をはじめ企業の方や医療関係者、大学関係者が約80名参加しました。

総合研究所所長・鷹野一朗副学長の開会の挨拶では、新たに総合研究所に加わった「共生工学研究センター」について説明があり、学部・学科横断型で研究・教育を行う先進的な取り組みであることが紹介されました。

第一部・基調講演「ロボット工学と人工知能」では、トマス・ボック特任教授より、EU諸国で先進的に取り組まれている多世代が快適に暮らすための設備や居住空間の開発・研究について事例紹介がありました。また、Munich School Of Robotics Intelligence(MSRM)など、そのような研究・開発に取り組むEU諸国の機関についても説明がありました。
第二部・各学部講演「共生工学の教育と研究」では、次年度から本格的に始まる「ジェロンテクノロジー」をキーワードとした学部横断型教育に向けて、各学部の教授からそれぞれの対象となる研究分野や授業科目について説明がありました。先進工学部では、環境生物学や食品化学、工学部では医用生体工学やデザイン工学、建築学部では都市デザインや住環境心理、情報学部では音情報処理やカラーユニバーサルデザインなど、幅広い様々な研究分野が共生工学と関連づけられます。
  • 先進工学部 小林元康教授

  • 工学部長  橋本成広教授

  • 建築学部長 野澤康教授

  • 情報学部長 管村昇教授

最後の質疑応答では、トマス・ボック特任教授にEU諸国の「共生工学」研究の現状について多くの質問があり、参加者の関心の高さが伺えました。

また、総合研究所共生工学研究センターの特任教授に就任したトマス・ボック特任教授の辞令交付式が、同日に行われました。今後の「共生工学」研究の発展に期待感をこめて、共生工学研究センター所長・長澤泰特任教授が激励しました。
共生工学研究センター