学園総合防災訓練を実施

2019/11/29

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11月28日(木)、新宿キャンパス・八王子キャンパスで、「2019年度学園総合防災訓練」が行われました。本学では、防災・減災対策を重要課題と位置づけ、学園全体で行う合同防災訓練を2007年より継続実施しています。

訓練は、自衛消防訓練(教室、研究室など)と体験型訓練の2部構成で14時40分から約1時間半かけて行われ、この時間に両キャンパスにいた全学生・全教職員が参加しました。

自衛消防訓練では、実践的な訓練とすることを目的に、教職員ともに訓練詳細を事前に知らない状態で行いました。地震が起きたことを知らせる館内放送が流れると、机の下に移動するなどの身を守る行動を各自がとりました。その後は各校舎に災害対策本部を設置し、教員や各部署長の指示で、各フロアの人数確認や受傷者の対応などを行いました。全校舎の情報を集約し、安全が確認できたところで、自衛消防訓練は終了しました。

続いての体験型訓練では、新宿キャンパスでは、AED利用・身近な物を使った応急救護の講習、水消火器を使った消火訓練が行われました。初めての体験ばかりで戸惑う様子もありましたが、参加者は「緊急時に対応できる知識を身につけるいい機会になった」と話していました。

八王子キャンパスでも、東京消防庁八王子消防署の協力を得て、AED利用訓練・水消火器訓練が行われました。また、八王子市生活安全部防災課に協力いただき、起震車で最大震度7の揺れを体験するコーナーにも多くの学生が訪れました。さらに、TKK3大学連携の取組として、神戸学院大学と東北福祉大学の学生たちによる、エコノミークラス症候群を予防する「さんあい体操」や車椅子を使った搬送、様々な場で活用できるロープワークも行われました。

  • 応急救護訓練

  • 消火訓練

また、両キャンパスで「防災ポーチづくり」を行い、多くの人でにぎわいました。非常時の備えを考える、良いきっかけになりました。

学園総合防災訓練で、八王子自治会・WA-K.proが考えた「防災ポーチづくり」を実施