日本ペイントホールディングス株式会社グループが主催する、建築やインテリアデザインを学ぶ学生を対象としたコンペティション「AYDA(Asia Young Designer Awards)」において、日本を含むアジア全域で最優秀者を決定する最終選考会 「AYDA(Asia Young Designer Awards)Grand Finale 2020」が7月8日と9日の2日間にわたりオンラインで実施されました。アジア全域からおよそ8,000人の応募があり、各国で行われる地区予選「AYDA(Asia Young Designer Awards)2019」を勝ち上がった26名(インテリア部門13名、建築部門13名)の学生が画面の向こう側にいる審査員に対して最終のプレゼンテーションを行いました。
日本からは、建築学専攻修士2年の岩崎萌子さん(冨永研究室所属・冨永祥子教授)が日本地区予選を勝ち抜き、アジア本戦という大舞台に立ちました。今年で通算12回目(日本では7回目)の開催となる本大会は、例年、NIPSEA(Nippon Paint South East Asia)各国が輪番でホスト国となり本大会の場を提供しています。しかし今年は新型コロナウイルスの影響もあり、AYDA史上初めてオンラインでの本戦開催となりました。
7月10日にはグランドフィナーレとともに審査結果が発表され、岩崎さんの作品は見事、Nippon Paint Color Award(銀賞:日本ペイントカラー賞)を受賞しました。
受賞コメントグランドファイナル(審査会)では、各国のデザイナーの知識や設計、プレゼンテーション能力の高さに驚き、多くの刺激をいただきました。この経験を今後の設計に活かしていきたいと思います。