情報学部が関東工学教育協会賞を受賞

2020/12/18

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関東工学教育協会が主催する「第15回 関東工学教育協会賞」の選考において、情報学部が以下の賞を受賞しました。

情報学部は2006年に2学科で創設され、2016年に4学科への改組を経て、今年度で15年目を迎えました。
歴代の教員とともに学部全体で新たな教育プログラムとして寄附講義を導入し、独自の授業設計を行ってきた成果が認められての受賞となりました。

題 名 工学院大学「情報学部 寄附講義」の取組みと成果
受賞者 代表
情報学部 学部長 蒲池みゆき教授

担当教員
情報学部 情報デザイン学科 藤川真樹准教授
情報学部 コンピュータ科学科 小林良太郎教授

本寄附講義は本学初の取組みであり、2017年度より情報学部で開講する授業です。

この講義は、日本セキュリティ監査協会(JASA)が本学に寄附講義として提供するもので、わが国政府が主導する情報セキュリティ人材育成戦略に沿い、経営層を直接的に支援する人材の育成を意図したものです。

JASAの提供する人材育成は、入門編、実務編、専門編の3つで構成されますが、入門編であり、JASAの活動に参加している企業等において情報セキュリティ監査の第一線で活躍している専門家が講義を担当し、各授業の後半では、実企業からの実践例の紹介もあり、実務的な理解を深めることができます。

講義では最初に、実社会における情報セキュリティマネジメントおよび情報セキュリティ監査の実態を踏まえ、経営者が考えるガバナンス・マネジメントを。また、企業等の組織における内部監査の実務に焦点を当てて、監査基準、管理基準等の考え方を理解するとともに、監査組織の体制や効率的な進め方の枠組み、具体的な監査手続きの詳細や技術的検証について理解を深めます。

これらを通じて、経営者を支援する人材として、内部監査要員に求められる知識体系を身につけることができ、情報セキュリティ内部監査人の能力認定をゴールとしています。

今回の表彰は、来年5月に開催予定の関東工学教育協会第69回定時総会にて行われる予定です。

関東工教 | 日本工学教育協会
情報学部