第12回大学コンソーシアム八王子で学生ら8名が優秀賞などを受賞

2020/12/18

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2020年12月5日(土)から2日間にわたり、「第12回大学コンソーシアム八王子 学生発表会」開催されました。
この発表会は、コンソーシアムに加盟する教育機関で学ぶ学生が研究成果やアイデアを八王子の企業や市民に発表する場であり、今年で12回目の開催となります。

今年は20名を超える工学院大学の学生たちが研究成果を発表し、日頃の学びを深めました。12大学等から過去最高の167件の発表が行われ、その中から8名の工学院大学の学生が優秀賞などを受賞しました。

発表タイトル
発表者(学科/専攻 研究室名 指導教員)
口頭発表
優秀賞
液滴の固体面衝突時の表面性状の影響
南 風大(機械工学専攻修士1年 混相流工学研究室 長谷川浩司准教授)
口頭発表
優秀賞
高温雰囲気における単結晶シリコンウエハの強度特性
古賀 由泰(機械工学専攻修士1年 材料力学研究室 立野昌義教授)
口頭発表
準優秀賞
セラミックス/金属接合強度と相手金属の材料特性との関連
梶 将季(機械工学専攻修士1年 材料力学研究室 立野昌義教授)
口頭発表
準優秀賞
Ar プラズマ処理と Ar+イオンビーム照射によるPTFE表面のぬれ特性の検討
中山 芳隆(電気電子工学科4年 電気電子機能材料研究室 鷹野一朗教授)
口頭発表
準優秀賞
ゲート絶縁膜にCYTOPを用いたトップゲート構造酸化インジウムTFTの低温作製と特性評価
熊本 勇紀(電気電子工学科4年 高機能デバイス研究室 相川慎也准教授)
口頭発表
準優秀賞
酸化インジウム透明導電膜へのホウ素ドーピング効果の比較検討
森 峻(電気電子工学科4年 高機能デバイス研究室 相川慎也准教授)
ポスター発表
優秀賞
透明電極/Siショットキー界面の酸化層が太陽電池に及ぼす影響
渡辺 貴夫(電気電子工学科4年 高機能デバイス研究室 相川慎也准教授)
ポスター発表
準優秀賞
ZrOx/SiOxスタック型ReRAMの動作機構解明に向けた電極界面挙動の理解
浪花 大暉(電気電子工学科4年 高機能デバイス研究室 相川慎也准教授)

今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、会場における口頭発表、ポスター発表、展示発表に加え、オンラインによる口頭発表を実施するとともに、来場者を発表者と指導教員に限定するなど、例年とは大きく異なる形式での開催となりました。
来場者は制限されましたが、例年以上に、参加した学生による活発なディスカッションが行われ、熱気ある学生発表会となりました。

また、「第12回大学コンソーシアム八王子学生発表会」の開催にあたり、参加者募集のためのポスターデザインが公募されました。33作品の応募の中から、情報学専攻修士1年の鳥山璃玖さん(生体情報処理研究室・田中久弥教授)の作品が入賞されました。

「大学コンソーシアム八王子」は2009年に設立、25の高等教育機関及び八王子市など6機関から構成され、産学公による共同研究などをとおして地域社会の発展や地域の国際化の推進を図っています。
単位互換やFD・SD等の「大学関連連携事業」や「学生支援事業」、「産学公連携事業」など計6事業を展開し、幅広い活動を行っています。
2019年度から本学の佐藤光史学長が大学コンソーシアム八王子会長に就任し、さらなる地域の活力と魅力の創出をめざし続けています。

工学院大学は、1963(昭和38)年、八王子市内初のキャンパスを開設し、全国有数の学園都市・八王子の発展のために、高等教育機関として初めて八王子市と包括連携協定を締結(2015年)して、地域社会と連携しています。

第12回 大学コンソーシアム八王子学生発表会 概要
大学コンソーシアム八王子ホームページ