新聞紙で作る食器やスリッパなど、防災啓発動画を撮影

2020/12/21

  シェアするTwitterでシェアFacebookでシェアLINEでシェア

12月9日、村上研究室(建築学部まちづくり学科)の学生達が、動画制作のための撮影を行いました。内容は、新聞紙で作る食器やスリッパなどで、被災した際に身近な物で代用する術です。この後の編集作業は、自治会の学生が主導で手掛け、東北福祉大学・神戸学院大学の学生達が作った防災啓発動画と併せて12月21日以降、公開予定です。

本学は、2009年に同大学とTKK連携センターを開設し、TKK3大学連携プロジェクト「防災・減災・ボランティアを中心とした社会貢献教育の展開」を実施しています。毎年8月には、3大学の学生が本学八王子キャンパスで減災学入門を受講し、授業の一環として、上級救命講習を受講し、消防庁ハイパーレスキューの活動を見学するなど、共に防災・減災について学んできました。仙台で開催される救護技術を競う大会に参加したり、3大学の学生が各大学の授業を遠隔システムを用いて受講したり、ボランティア活動も継続実施してきました。10周年を迎えた2019年度には新たな協定を結び、今回は初めて3大学による合同動画制作に挑戦します。

本学ではこの動画を活用して、学生それぞれが非常時を深く考え、非常持ち出し袋の簡易版にあたる防災ポーチを学内で実際に作るイベントに発展する計画です。動画の発信とイベントへの展開をご期待ください。

まちづくり学科