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建築学専攻、建築デザイン学科の学生グループが第14回長谷工住まいのデザインコンペティションで佳作を受賞

2021/05/10

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建築家の隈研吾氏が審査委員長を務める第14回長谷工住まいのデザインコンペティションにおいて、建築学専攻修士2年の除村高弘さん、建築デザイン学科4年の大島夕輝さん、西村楓さん、野末誠斗さん(樫原研究室・樫原徹准教授)4人の作品が「佳作」を受賞しました。

課題趣旨:コロナウイルスの感染拡大を受け、改めて集まってすむことの意味を問い直し集合住宅を設計する

  • コンペティション作品シート
受賞学生を代表して修士2年の除村さんの受賞コメント
アフターコロナの世界でどのような集合住宅が求められるか、集まって住むことの意味を再考し建築を提案するコンペティションでした。コロナ禍に生きる私たちがまさに考えるべきテーマだと思ったこと、自粛の影響で親睦を深められず希薄化した研究室のコミュニティを復活させたい!と2つの思いから学年を跨いだチームで参加しました。
基本オンラインでのミーティングで作業を進め、メンバーそれぞれのリサーチや考えを発表する中で【住戸上部に人々が緩く集まる公園を作ること・住戸の屋根が突き出たりへこんだりすることで上の公園と下部の住戸にアート的な繋がりをつくること】というコンセプトが生まれました。これはコロナ以降、街で過ごす時間が多くなった人々が憩える場を作りたい、という思いから生まれたアイディアです。
コンペティションではアイディアだけではなく考えた建築を、イラストでわかりやすく伝える必要があります。メンバーそれぞれでコンセプトダイアグラムや図面などを分担しオンライン上でそれらを組み合わせる作業を行いました。実際に会って作業を行えない難しさもありましたが、ここで折れてしまってはコロナに敗北してしまう感じがしたので最後までチーム一丸となってやりきりました。
それらの努力や気持ちが実ったのか佳作入賞、新建築掲載とうれしい結果を頂くことができました。ただ入賞や雑誌掲載だけでなく、一度バラバラになってしまった研究室を繋ぐ力の一つになれたことが、何よりも大きな成果だと思っています。
第14回 長谷工住まいのデザインコンペティション
建築学専攻
建築デザイン学科