中島裕輔研究室がUR都市機構と日よけの効果を測定中

2021/09/15

中島裕輔研究室(まちづくり学科)が、日よけの実証実験を4週間にわたっておこなっています。

8月23日から東京都北区の豊島五丁目団地で始まったこの実験は、UR都市機構、株式会社URリンケージ、株式会社ロスフィーとの共同実施です。変わった形状の日除けはフラクタル日除けといい、シェルピンスキー四面体と呼ばれる形を布地で構成していて、木漏れ日のような日陰を創り出します。日除け自体が熱を溜めず風を通す構造で、団地の屋外空間活用活性化のためのアイテムの候補の1つとして、広場の様々な場所に設置して実験しています。

地面がブロック、ゴムチップ、木材ではどう違うかなど、日によって日除けを張る場所を変えながら、温湿度、日除け下の放射温度、風速、地表面温度などのデータを集め、快適性の評価をおこなっています。現地当番の学生はこれらの計測に加え、日除け下の利用状況の記録を取ったり、住民の皆さんにもご協力いただき日除け下での暑さの感じ方のアンケートを取ったりしています。

測定場所は大規模団地内の広場です。コの字型に住居棟に囲まれているため、広場は15時ごろには建物の影に入ってしまいます。曇りや雨でも日陰ができないため、実施期間は長いですが、実際に実証実験ができる時間は限られます。バス停や商業施設が近いこともあって、子供たちが遊びまわる、買い物帰りの高齢者がすぐそばを通るといったこともしばしば。研究室の学生は、安全と実施周知を兼ねて住民に声をかけたり、暑さ対策として交代で休憩したりしながら、9月18日まで実験を続けます(日曜・祝日を除く)。お近くの方は是非アンケートにご協力ください。

環境共生 中島(裕輔)研究室