第20回国際先端技術シンポジウム(ISAT-20)を開催

2021/12/07

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2021年11月23日~24日の期間で、「第20回国際先端技術シンポジウム」 (ISAT-20)をオンラインで開催し、本学や海外協定校の教員・学生などあわせて400人を超える方々にご参加いただきました。

ISATとは、2002年に本学が主催して以降、毎年、本学の海外協定校と持ち回りで開催している国際学会です。20周年の節目を迎える今回は、本学がホスト校となり、開催しました。“Advanced Technologies for SDGs”というメインテーマで、基調講演、オーラルセッション、ライトニングトークセッション(ショートプレゼンテーション)から構成されるプログラムを実施しました。

開催初日は、オープンセレモニーとして本学伊藤学長から挨拶を行った後、今回共同開催の海外協定大学である南台科技大学、ダナン工科大学、フィリピン大学ロスバニョス校の学長からそれぞれご挨拶をいただき、開幕しました。

まずは、本学と南台科技大学より基調講演として、最新の研究テーマに沿った研究内容に関するプレゼンテーションが行われました。

その後、化学やICT、エネルギー、建築、人文科学など合計12個の小テーマを複数のグループに分けて開催するオーラルセッションとライトニングトークセッションへと続く中で、多くの大学院生・学生をはじめとする参加者から研究発表が行われました。ライトニングトークセッションは、オンライン実施環境下で、通常行われていたポスター発表に代わるセッションとして実施したものです。

開催2日目は、基調講演としてダナン工科大学、フィリピン大学ロスバニョス校より基調講演が行われ、研究テーマだけでなく、コロナ禍での大学教育についてのプレゼンテーション、意見交換も行われました。その後、1日目に引き続きオーラルセッションが開催されました。

2日間を通して、発表件数はオーラルセッションが58件、そしてライトニングトークセッションが86件にのぼり、本学学生からの意欲的な参加も見られました。それぞれのセッションの中では質疑応答も行われ、コロナ禍によるオンラインでの開催という制限された環境下ではありましたが、同じ分野の研究を行う学生同士の交流が活発に行われました。
閉会前にはベストプレゼンテーション賞の表彰が行われ、盛況のうちに2日間のISAT-20が閉幕しました。

ISAT-20発表者のうち、本学学生の参加者は110名にのぼりました。大学が協定校と共催することで、学生たちは経験が少ない中でも参加しやすく、国際学会にチャレンジする第一歩の場になっています。また、研究領域を絞らず大学間で運営することで、分野や国の壁を超えて共同研究や技術交流が生まれる貴重な機会になっています。
次回のISAT-21は、ダナン工科大学がホスト校となり開催されます。

国際先端技術シンポジウム(ISAT)