防災訓練を11月30日に実施

2021/12/07

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11月30日、新宿キャンパスと八王子キャンパスで防災訓練が行われ、学生は非常時の避難の動き、教職員は自衛消防隊としての動きを中心に訓練しました。

大規模災害発生時には、消防や自治体といった公助の十分な活動・援助は期待できない事態が想定されるため、自衛消防隊を編成し、あらかじめ決められた役割を担う定期的な訓練は重要です。災害発生時には、想定しない事態や自衛消防隊の人員が揃わないなどが考えられ、事前に決められた役割以外の役割を担う柔軟さと冷静さが求められます。

本部が置かれた13階では、教職員が実際の発災時を意識した対応を行いました。各フロアからは内線電話を使って続々と被害報告が入るものの、連絡を受ける人数が限られる想定で対応しました。マニュアルでは連絡が来ることになっている部署から報告がない場合は、気付いた時点で本部から電話する、フロアに出向いて確認するなどを実行し、現場での混乱を疑似体験しました。

授業途中に訓練を実施したため、キャンパスにいた学生は教員の指示に従って身の安全を守る場所で留まり、在館確認として報告用紙に記入し、八王子キャンパスでは各建物1階に備えてある防災ベンチを確認しました。大学から学生・教職員全員に安否確認メールが発信され、在宅でのオンライン授業受講学生など学外にいた関係者も状況報告を体験しました。

防災訓練終了後は、各自が東京消防庁<電子学習室>にアクセスし、防災に関する知識を深めました。