まち開発プロジェクトは、元淀商店会(新宿区西新宿6丁目)の街頭を飾るフラッグをデザインし、3月30日に設置しました。この活動は、新宿区が進める商店街活性化事業「大学連携事業」の一つです。
設置場所の元淀商店会は、歴史ある商店会です。地下鉄の開通に伴い会員商店の数は減り、高齢化が進んでいます。7月に商店会の方とお会いしてからは、8月-9月と毎月打ち合わせを重ね、商店会からの要望と地域の様子を整理して、デザイン案提出・調整と進めていきました。そして3月30日には、出来上がったフラッグを手に学生が現地で設置しました。
同プロジェクトは、より多くの方と交流したく、4月末に地域清掃を企画しています。清掃に続いて祭礼手伝い、フラッグの秋冬用架け替えと、一年を通して活動する予定です。高齢者の多い地域で、若い大学生たちがどのように繋がり貢献できるか、今後もこの活動から目が離せません。
元淀商店会フラッグ詳細
制作者 | 工学院大学 まち開発プロジェクト-Smart Tech- |
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設置開始日 | 2022年3月30日 |
設置場所 | 元淀商店会(新宿区西新宿6丁目)の通り沿い |
制作種類と枚数 | 2種類(春夏用、秋冬用)、各16枚 |
図案について | 春夏用は若草色、秋冬用はオレンジ。 梅結び:かつての住人が祭礼時などは戻ってくるエピソードから、絆や愛着を意味する結び方を選定。 紐の蛇行:商店会近くに流れる神田川をイメージ。 商店会からのご発案で、場所を示す英語表記を掲載。 |
フラッグ本体 | 業者発注。風雨に耐えられるよう厚手のビニール素材とし、学生による図案を印刷。 |