化学応用学専攻生が軽金属学会第142回春期大会で優秀ポスター発表賞を受賞

2022/06/13

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2022年5月28日(土)にオンラインで開催された一般社団法人軽金属学会 第142回春期大会において、化学応用学専攻修士2年の國毋優香さん(無機表面化学研究室・阿相英孝教授)が優秀ポスター発表賞を受賞しました。

本賞は、ポスターセッションにおいて優れた発表を行い、今後の発展が期待される者に贈られます。本大会では54件の発表があり、発表者と聴講者が直接質疑応答することによって詳細な議論が行われ、1時間の発表中に厳正な審査が行われました。

今回の大会で國毋さんは、軽金属の表面処理法として実用されている陽極酸化法の新たな応用可能性に着目し、被処理物をチタンとして、液中間接給電法によるマスクレスでの位置選択的な酸化膜の形成について報告を行いました。本アプローチは、チタン以外の金属材料にも適用可能であり、関連成果は今後国内学会に留まらず、国際的な学術雑誌への発表を計画しています。

受賞コメント
この度の受賞,大変光栄に思います。ポスターとしての見栄えにこだわるだけでなく、オンライン発表であることを意識し、ポスターの一部を画面上で拡大してもスムーズな説明ができるようなレイアウトを工夫しました。発表では多くの方に聴講していただくことができ、オンラインでも活発な議論ができました。日頃よりご指導いただいている阿相先生、研究室の皆様、また本大会を運営していただいた皆様に感謝申し上げます。
一般社団法人 軽金属学会
化学応用学専攻