冨永研究室(建築デザイン学科)が山梨市赤芝集落調査中間報告会を実施

2022/06/13

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冨永研究室(建築デザイン学科)は、山梨市から依頼を受けて、2021年度より養蚕に特化した建築が多く残る山梨市赤芝集落の調査を行っています。
山梨市赤芝地区は、赤芝川の谷あいに広がる美しい集落で、その民家群は床を三層(一部四層)に多層化した独特な形式を持っています。3度にわたる現地での実測調査や市役所へのヒアリングを実施し、集落の特徴や魅力をまとめました。

5月3日には赤芝集落内の信光寺にて、27日には山梨市役所にて中間報告会をおこない、冨永研の修士2年生が住民の方々や市長はじめとする関係者の皆さんに、昨年度の調査の成果を発表しました。実測・ヒアリング調査を通して建築的・景観的価値付けを行った分析内容や、今後の利活用の可能性などを、パネルと模型でわかりやすく伝えています。調査の結果を踏まえ、今後は集落の活性化に向けた利活用提案も行う予定です。
山梨市役所での発表は、朝日新聞(6月2日付)で紹介されました。

 

朝日新聞2022年6月2日付、朝日新聞社に無断で転載することを禁じる、承諾番号:22-1687

今後これらの展示物は、工学院大学ビーイチでの「とみ展2022(6/6~13)」・東京ビックサイトでの「第26回リフォーム&リニューアル建築再生展2022(6/15~17)」を巡回したのち、山梨市役所にて展示される予定です。展示会場では、研究室の修士2年生が作成した「赤芝集落まちあるきマップ」も配布します。

■現地での実測調査・中間報告会の様子

冨永研究室ホームページ