化学応用学専攻生2名が日本キチン・キトサン学会大会にてポスター賞を受賞

2022/10/06

  シェアするTwitterでシェアFacebookでシェアLINEでシェア

2022年8月25日にオンラインで開催された第36回日本キチン・キトサン学会大会(会長:高橋砂織、大会運営委員長:小山文隆)において、先進工学部化学応用学専攻修士課程1年の髙橋洸郎さん、博士後期課程1年の鈴木渓太さん(指導教員:生物医化学研究室 小山文隆 教授)がポスター賞を受賞しました。

  • 受賞者:先進工学部化学応用学専攻 髙橋洸郎さん
    研究題目:マウスほ乳類キチナーゼの構造と機能に関する研究
  • 受賞者:先進工学部化学応用学専攻 鈴木渓太さん
    研究題目:YKL-40 のキチナーゼ活性喪失に関する研究

髙橋さんの研究では、マウスが持つ2つのキチン分解酵素の構造と機能の解析を目指し、これらのキメラタンパク質を作製して解析するなどの研究を行いました。
鈴木さんの研究では、ヒトのキチナーゼ様タンパク質であるYKL-40の不活性化原因の特定を目指し、YKL-40とキチナーゼとのキメラタンパク質を作製して解析するなどの研究を行いました。

ポスター賞は発表者の中から上位3名に与えられ、日本キチン・キトサン学会からはキチン・キトサン研究に寄与する優秀な研究であると評価されました。

 

髙橋洸郎さん 受賞コメント
作製したキメラタンパク質の活性が予想と異なり苦労することもありましたが、ポスター賞という形で評価されたことはとても嬉しいです。今後、原著論文としてまとめられるように努力したいと思います。
鈴木渓太さん 受賞コメント
この研究を進める中で、タンパク質の発現がうまくいかず、思ったように実験が進まないこともありました。しかし、先生や先輩方の協力のもと、結果を出すことができました。このような理由からも、私の研究がポスター賞という形で評価されたことを、大変嬉しく思っています。
生物医化学研究室