JR東北本線白石駅でのイベントで大内田史郎教授(建築デザイン学科)が解説

2022/10/06

  シェアするTwitterでシェアFacebookでシェアLINEでシェア

JR東北本線白石駅本屋が、DOCOMOMO Japanによる「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」の選定建築物となりました。2022年9月26日(月)に同駅で選定記念レクチャー・見学会が実施され、 DOCOMOMO Japanの理事を務める大内田史郎教授(建築デザイン学科)が解説を担当しました。その後、JR東日本仙台支社にて選定プレートが贈呈されました。
大内田研究室(保存・再生デザイン分野)では、近代建築や産業遺産、駅舎などを研究テーマに扱っており、同研究室の学生が白石駅本屋の模型(1/100)を制作し、選定プレートの贈呈式には模型写真のパネルを持参しました。

1959年(昭和34年)に完成した現在の白石駅本屋は、建物全体が端正なプロポーションで整えられていて、建設当時の状態をよく留めており、当時の国鉄における標準的な地平駅の計画を理解する上で重要な建築です。

  • 白石駅本屋

一般社団法人DOCOMOMO Japanはモダン・ムーブメント(近代運動)の推進に寄与した建築の歴史的、文化的重要性を訴え、その記録と現存建築の保存に関する活動を展開する国際的学術組織で、その重要な活動の一つとして「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」を選定しています。

一般社団法人 DOCOMOMO Japan
保存・再生デザイン 大内田研究室
大内田教授(建築デザイン学科)が、「日本におけるモダン・ムーブメントの建築 264選」オンライン記者発表会に登壇