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市川 紀充准教授(電気電子工学科)が電気学会部門誌 特集号のゲストエディタを務めました

2022/12/20

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市川 紀充准教授(電気電子工学科)が、電気学会産業応用部門(D部門)誌特集号「レジリエントな社会を実現するスマートファシリティ関連技術」(2022年12月発刊)のゲストエディタを務めました。
本特集号は、スマートファシリティ(以下SMF)技術委員会から提案され、主にSMF研究会で発表された以下テーマの投稿論文のうち、9編が掲載されています。

  • 放電・静電気に起因する電子機器の故障・誤動作防止技術
  • 需要設備の安全性と電力品質の向上を目指した保全高度化技術
  • エネルギーのデジタル化とそれに伴うデータ活用技術
  • スマートグリッドの電気事業者・需要家間エネルギーサービス技術

同特集号では、電気安全研究室(市川研)の次の研究論文も掲載されています。

市川 紀充、鈴木 廉旺帯電物体が遠ざかることで生じる2つの非接地の金属筐体内の静電誘導電圧
電気学会論文誌D,Vol. 142,No. 12 (2022),pp. 928~934.

内容:人体が椅子から立ち上がったり部屋の中を歩いたりすると、その人体は静電気が原因で帯電します。電子機器は、静電気から発生する放電などが原因で、誤動作や故障が発生します。本論文では、人体などの帯電物体が電子機器の金属筐体の前から遠ざかるとき、接地されていない浮遊電位の非接地の2つの金属筐体内に生じる静電誘導電圧を、実験により明らかにしました。


市川准教授が電気学会D部門誌特集号のゲストエディタを務めたのは、今回で3回目です。これまでにゲストディタを務めた特集号は以下の通りです。

  • 「レジリエントな社会を実現するスマートファシリティ関連技術」(2022年12月号)
  • 「IoT時代を支えるスマートファシリティ関連技術」(2020年10月号) ※特集号幹事も担当
  • 「スマートな社会を支えるインフラ・設備関連技術」(2018年3月号)
※「平成30年産業応用部門大会」(2019年4月号と5月号)では特集号の幹事を務めました。

電気安全研究室(市川研)の研究成果は、このように電気学会D部門誌のほか、Journal of Biomedical Systems & Emerging Technologies、IEEE Transactions on Industry Applicationsなどで公表しています。

電気安全研究室