鈴木敏彦教授(建築デザイン学科)がベスト・オフィス・オブ・ザ・イヤーを受賞

2023/01/19

  シェアするTwitterでシェアFacebookでシェアLINEでシェア

鈴木敏彦教授(建築デザイン学科)がデザインした「HOME OFFICE 2022」がプライズ・デザイン・フォー・モダンファニチャー+ライティング2022におけるベスト・オフィス・オブ・ザ・イヤー2022を受賞しました。

 
  • 表彰状
  • トロフィー
  • HOME OFFICE 900

プライズ・デザイン・フォー・モダンファニチャーは1950年、ニューヨーク近代美術館(MoMA)にて初めて開催されました。エドガー・カウフマンJr(落水荘の2代目オーナーであり、フランク・ロイド・ライトの弟子)が学芸員となり、新しい暮らしに合う最良のデザインを奨励し、イームズやサーリネンの椅子を表彰しました。メーカーによる大量生産と幅広い流通が成し得たミッドセンチュリーの家具は、現在もグッド・デザインとして広く知られています。

2022年、グローバル・デザイン・ニュースとシカゴ・アテネウム・建築デザイン博物館がこの歴史的なコンテストを72年ぶりに再開しました。デザイン、技術革新、快適性、材料、持続可能性に優れ、将来のデザイン開発に影響を与える家具と照明を募集し、24か国からの家具38作品と照明20作品がショートリストに選ばれました。最終選考にて、HOME OFFICEは「ベスト・オフィス・オブ・ザ・イヤー2022」を受賞しました。

HOME OFFICEは、ニューノーマルの生活を創造するデザインブランドであるYODOKO +(ヨドコウプラス)のフラッグシップとして2022年3月に発表されています。

受賞コメント
ポストコロナに向けて世界各地でワークスタイルの多様化が進んでいます。さまざまな環境でのリモートワークが可能になる中で、より快適でパーソナルなオフィスに対する需要が増えてきました。HOME OFFICEの受賞は、まさに世相を反映した結果ではないでしょうか。
スーツケースのようにキャスターを転がし、好きな場所で開いて椅子を持ち込めば、プライベートな書斎が完成します。デスクと棚にPCや本やプリンターを広げて集中した時間を過ごした後は、さっと閉じれば空間がすっきりと片付きます。アルミハニカムパネル製のニュートラルな質感が、新しい環境の演出を可能にします。
2022年9月30日にギリシャ・アテネの建築アートデザ都市研究ヨーロピアンセンターにて、プライズ・デザイン・フォー・モダンファニチャー+ライティング2022の授賞式が開催されました。シカゴアテネウムの会長で、シカゴ大学学長のナルキエヴィチ・レイン氏からトロフィーを受け取りました。
鈴木敏彦研究室は、「ニューノーマルの暮らしをデザインする」を研究テーマに掲げています。

主宰:
The Chicago Athenaeum: Museum of Architecture and Design and Global Design News
シカゴ アテネウム:シカゴに適切に拠点を置く、建築とデザインの国際博物館。
グローバルデザインニュース:世界のデザインの最新情報を紹介するオンラインメディア。

USER'S VOICE|YODOKO +(ヨドコウプラス)公式サイト
職場とご自宅に計2台のHOME OFFICEを導入した中島智章教授(建築デザイン学科)が、新しいワーキングスタイルについてコメントしています。
HOME OFFICE|ベスト・オフィス・オブ・ザ・イヤー2022