2022年度ISDCプログラム受賞者が決定

2023/03/27

  シェアするTwitterでシェアFacebookでシェアLINEでシェア

工学院大学建築学部は、3月14日、3月16日に「2022年度ISDCプログラム最終報告会」を開催しました。3年ぶりに、株式会社フジタ及び、株式会社セブン&アイ・クリエイトリンクの経営陣や実務ご担当者様などにお越しいただき(一部の方は業務都合のためオンライン参加)、学内応募から選ばれた学生計10名(各プログラム5名)が自身の研究成果について、新宿キャンパスの教室で発表しました。

株式会社フジタの総評では、「意匠系が目立ちがちだが各分野を平等に評価した。甲乙つけがたく、受賞作品選定についても僅差であった。昨年度から継続して取り組んだ研究を筆頭に、日々の研究に対するひたむきな努力を感じるものばかりであった。まだコロナ禍を受け、思うように研究が進んでいないと感じる提案もあったが、ぜひ、次年度も在籍する学生は取り組み、社会実装を目指してほしい。就職する方は、ぜひこのプログラム参加経験を活かして社会で活躍して欲しい」とのコメントをいただきました。株式会社セブン&アイ・クリエイトリンクの総評では、「今回も、学生ならではの視点と発想が企業側にとって非常に良い刺激となった。部分的に商業施設に反映できる内容もあり、提案で留まることなく今後、企業と具体的なコラボレーションを進めていくなどの視点を意識しながら更なる提案に期待したい」とのコメントをいただきました。

学生は参画企業の経営陣や研究テーマに関連した部署のリーダーなどの皆さまに自身の研究成果を発表し直接フィードバックを頂くことで、大きな自信に繋がり、また更なるヒントや改善点などを見出し今後の研究を発展させるための大きな経験となりました。 最終報告を終えた学生からは、コラボ支援金を研究に有効活用できたことや、ISDCプログラムに参加し研究の計画や経過を参画企業の皆さまに発表したことで、効果的に研究をまとめることができたという声が寄せられました。

審査結果

2022年度ISDCプログラム(株式会社フジタ)

  • 最優秀賞 石井 健成(大学院建築学専攻 2年)
    「保存から継承へ -関係性の構造を引き継ぐ通時的な研究-」
  • 優秀賞 飯田 龍太(建築学科 4年)
     「コンクリートの補修の有無が施行品質に及ぼす影響に関する基礎的研究」
  • 学年等は受賞時の情報です。

2022年度ISDCプログラム(株式会社セブン&アイ・クリエイトリンク)

  • 最優秀賞 津田智哉(大学院建築学専攻 2年)
    「おおらかな建築をめざして -多義的状況を生む曖昧な空間の研究 -」
  • 優秀賞 山川夏希(建築学科4年)
    「日本の自然土である地域産土を活用したソイルセメント建材の開発と地域で育むセルフビルドの普及展開」
  • 学年等は受賞時の情報です。
ISDCプログラムに関するお問合せ グローバル事業部事業推進課
E-mail:jigyo@sc.kogakuin.ac.jp
ISDCプログラム