田村雅紀教授(建築学科)がJournal of Advanced Concrete Technology (JACT) にて、Outstanding paper of the year 2022を共同受賞しました。
受賞対象論文A New Concept of Calcium Carbonate Concrete using Demolished Concrete and CO2
※論文をご覧いただけます。
この賞は、EditorおよびAdvisoryの投票によって決まる賞で、透明性の高い賞です。
受賞の概要について
受賞コメント
本研究は,NEDOムーンショット目標 4 に貢献する「C4S研究開発プロジェクト」により進められ、研究参画する大学・企業関係各位(東京大学・北海道大学・東京理科大学・宇都宮大学・工学院大学・清水建設・太平洋セメント・増尾リサイクル)と共同で進められている。 コンクリートのカーボンニュートラル化とクローズドな資源循環の達成を目的として、コンクリート構造物中のCaをCO2吸収源とみなし、コンクリート廃材中のCaと大気中のCO2とを結合させて、炭酸カルシウムコンクリート(CCC)として再生する技術を開発し、CCCを従来のセメント・コンクリートに替わる主要な建設材料として実用化することで、新たな資源循環(C4S: Calcium Carbonate Circulation System for Construction)を実現することを目指します。
Journal of Advanced Concrete Technology (JACT)について
Journal of Advanced Concrete Technology (JACT)は、コンクリート材料および構造とコンクリート工学分野に関連した先端技術分野を扱うオープンアクセスの国際ジャーナル誌です。