情報学専攻 近藤蒼大さんがAHFE 2023 Best Student Paper Awardを受賞

2023/09/07

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7月20日から24日にアメリカ合衆国サンフランシスコで開催された 14th International Conference on Applied Human Factors and Ergonomics (AHFE 2023)で情報学専攻2年の近藤蒼大さん(生体情報処理研究室・田中久弥教授)がAHFE 2023 Best Student Paper Awardを受賞しました。AHFEは人間工学に関する世界的に大きな国際会議の1つです。

研究題目:Improvement of the accuracy of SSVEP-BCI with in-Ear EEG using multiple regression analysis

近藤さんは、最新の情報技術を使った福祉機器の開発に挑戦しています。今回受賞した技術は、耳に装着する脳波センサーとその信号処理です。これが完成したら失語症患者・神経疾患者のための意思伝達装置の開発ができます。今後の研究の発展が期待できる成果です。

受賞コメント

研究活動で表彰されるということは初めてのことで、大変光栄に思います。受賞にあたり、学部4年次から毎日のように学生生活と研究生活を指導してくださった田中久弥教授にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。論文を評価していただいたことは純粋に喜ばしく、学会当日も論文賞を受賞した研究ということで多くの参加者の方々と議論を交わすことが出来たことは論文賞の副産物であるという風に捉えております。これからも研究活動を通じて社会貢献できるように、生体情報処理研究者としてより一層研究に励みたいと思います。

生体情報処理研究室